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人を好きになるって?
2017/07/14
こんにちは。
カウンセラーの須藤です。
最近の相談で特に女性から多いが
「好きになるっていうことが良くわからない」ということ。
「振り返れば『恋』をそれほどせず(もしかしたら本当の恋は一度もしてないのかも)
ここまで来てしまい、婚活パーティに参加してもお見合いしても
ピンと来ないし、だれを選らんでいいのかわからない…」
「好きになる人って出会ったときに何か特別なものを感じるものだと
思っていたけど、全くそういう人に出会わない。」
などのお話をよく聞きます。
交際に発展して何度かあっても
「この感覚が好きかどうかもわからないんです」
と悩む女性もいらっしゃいます。
そんなお話を聞きながら、私自身を振り返ってみました。
どんな時に人を好きになっただろう、
どんな相手に心を奪われただろう、
考えてみたけど・・・理屈じゃないなぁ、と。
理屈なしにいつの間にか好きになって心が囚われて
『会いたい』と思ったり『いないと寂しい』と感じたり。
ではその相手に会った瞬間に何かを感じた??
ま、そんなこともなかったわけではないけれど、それは淡い青春時代の話がほとんどで、
大人になってからの恋は『いつの間にか』でした。
何かがきっかけで相手と過ごすことが何度かあって、その中でその人の何かを知って
気づいたら「もう少し話してみたい」「もう少しこの人を知りたい」「もう少し一緒に居たい」
という感情に変わっていく。
これが『恋』かどうか、なんて大人になってからは明確な答えを出すこともあまりありませんでした。
中学生頃は良く言ってましたね!
「これって好きなのかな~」「これって恋なのかな~」みたいなことを(笑)
でも大人になってからはそんな風に自分に問いかけることはあまりなくなりました。
『好きの定義』『恋の定義』なんてないからです。
はっきりと言葉にできる気持ちだけでもありません。
なんとなくぼんやりと「なんか一緒にいると落ち着く」「安心する」ってこともあります。
パーティやお見合いで会った瞬間に何も感じないから自分の相手ではない、
そんな風に判断はできませんし、したら勿体ない。
一緒に過ごす回数が増えるごとに
相手の素顔が見えてきます。
意外な一面に遭遇することもあります。
優しさに触れ心があたたかな気持ちになることもあります。
何気ない一言に嬉しくなったり楽しくなったりすることもあります。
「自分に合うか合わないかのチェックマン」の目で相手を見るのやめて
一緒にいる時間の中で相手の良さを感じてみましょう。
思いもよらなかったタイプの人を好きになることもあるんですよ(^^)